学校ではもちろん黒板を使いますし、最近ではおしゃれカフェでも黒板にメニューが書いてあったりしますね。英語でBLACKBOARDですが、どう見ても深い緑色ですよね、どうしてなのでしょう。

明治時代、寺子屋で教えていたある外国人が黒板を日本に持ち込んだことが日本での普及のきっかけのようです。何度も消し直せる黒板は授業にはうってつけだったことでしょう。その後、戦後になるとJISの規定で深い緑色が使われるようになったそうです。理由は

  • 目に優しい
  • 黒に白よりも緑に白ははっきり見える

たぬきそばにたぬきが入っていないのとはちょっと違います。確かに黒よりも緑の方が光の反射が抑えられ、綺麗に見えます。教室は日本全国に様々な環境がありますから。

戦後はベビーブームで60人学級もあるほど。どこの位置からも綺麗に見える工夫というのは必要なことだったのでしょう。今は40人学級で、35人も推奨されているくらいですから、ホワイトボードでもいいかもしれませんね。ホワイトボードの欠点は、先生が書こうとして、インクが切れていて授業がグダグダすること。チョークは持てれば、書けないことなどないですからね。

ここでも素敵な緑色の黒板がありました。写真は1921年(大正10)に建てられた、重要文化財の自由学園明日館(みょうにちかん)の教室です。設計はなんと巨匠フランク・ロイド・ライト。帝国ホテルを建築した人物です。

池袋から歩いてすぐ、見学もできます。